正答4
解説
正解は4です。
子宮内膜症の成因・症状・病態と好発年齢を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
月経血に含まれる子宮内膜の細胞が卵管を通って腹腔内に逆流し、腹膜などに生着するという説(月経血逆流説)が有力です。
2:× 正しい記述です。
子宮内膜症の主な症状は、月経のたびに強くなる月経痛や性交痛、慢性的な骨盤痛で、不妊の原因にもなります。
3:× 正しい記述です。
卵巣にできた子宮内膜症の病巣で月経のたびに出血がたまり、古い血液がチョコレート色に見える嚢胞をチョコレート嚢胞といいます。
4:○ 好発時期が誤りです。
子宮内膜症はエストロゲンに依存して進行するため、月経のある20〜40歳代の性成熟期に好発します。
閉経後はエストロゲンが減るため、症状は軽くなります。
【ポイント】
子宮内膜症の治療には、鎮痛薬、低用量ピルなどのホルモン療法、手術があります。
チョコレート嚢胞はまれにがん化することがあるため、定期的な経過観察が必要です。