正答3
解説
正解は3です。
酸素療法の適応・投与器具・副作用を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 基準値が誤りです。
酸素療法の適応の目安は、動脈血酸素分圧(PaO2)が60Torr以下の場合です。
60Torr以下は呼吸不全の基準でもあります。
2:× 最大流量が誤りです。
鼻腔カニューレは鼻粘膜の乾燥や刺激を避けるため、おおむね6ℓ/分以下で使用します。
3:○ 正しい記述です。
慢性閉塞性肺疾患などで二酸化炭素がたまっている患者に高濃度の酸素を投与すると、呼吸が抑えられて二酸化炭素がさらに蓄積し、意識障害をおこします。
これをCO2ナルコーシスといいます。
4:× これはリザーバーマスクの説明です。
ベンチュリーマスクは、酸素の流れで周囲の空気を一定の割合で取り込み、設定した酸素濃度を正確に供給するマスクです。
【ポイント】
慢性的に二酸化炭素がたまっている患者は、低い酸素濃度から慎重に投与を始めます。
酸素は燃焼を助けるため、使用中は火気厳禁です。