正答2
解説
正解は2です。
上部消化管内視鏡検査の前処置・体位・検査中と検査後の注意を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 薬の作用が逆です。
検査前には胃腸の動きを抑えて観察しやすくするため、ブチルスコポラミンなどの鎮痙薬を注射します。
2:○ 正しい記述です。
検査中は左側臥位をとります。
内視鏡を挿入しやすく、唾液が口から流れ出て誤嚥を防ぎやすい体位です。
3:× 唾液は飲み込みません。
咽頭麻酔が効いているため、飲み込むとむせて誤嚥するおそれがあります。
唾液は口の外へ流し出すよう説明します。
4:× 直後の食事はできません。
咽頭麻酔の効果が残っている間は誤嚥しやすいため、検査後1時間程度は飲食を控え、少量の水でむせないことを確かめてから食事を始めます。
【ポイント】
ブチルスコポラミンは緑内障や前立腺肥大、心疾患のある患者には禁忌のため、事前の確認が必要です。
組織を採取した場合は、出血の有無にも注意します。