正答1
解説
正解は1です。
大腸がんの症状と、手術前後の看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述です。
大腸がんでは、腫瘍による腸管の狭窄で便秘や下痢、便が細くなるなどの便通異常がおこります。
腫瘍からの出血により、下血や粘血便、慢性的な出血による貧血もみられます。
2:× 前処置が誤りです。
大腸の手術前は、縫合不全や感染を防ぐため、下剤や浣腸で腸管内を空にする前処置を行います。
3:× 位置が誤りです。
人工肛門(ストーマ)は、ベルトラインやしわ、骨の突出部を避け、患者自身が見て管理しやすい位置に造設します。
4:× 排尿障害はおこりえます。
直腸がんの手術では、骨盤内の自律神経が損傷されて排尿障害や性機能障害が生じることがあります。
【ポイント】
右側の大腸がんは便が液状のため症状が出にくく、貧血で見つかることがあります。
左側や直腸のがんでは、便通異常や血便が出やすいという違いがあります。