正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
小児に多い症状への看護では、誤嚥・脱水・感染拡大などの危険を防ぐことが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な対応です。
嘔吐したものが気道に入ると誤嚥や窒息の危険があります。
上体を起こし、顔を横に向けて吐物が口から流れ出るようにします。
2:× 適切な対応です。
小児の肺炎は急に悪化することがあります。
熱型、呼吸数、呼吸困難の有無、咳嗽や痰の状態を注意深く観察します。
3:○ 誤った記述です。
下痢の際に腹部を冷やすことはしません。
腹部を冷やすと腹痛が強まったり、体温が奪われたりするため、腸蠕動を抑える目的で冷罨法を行うことは適切ではありません。
正しくは腹部を保温して安楽を図り、脱水を防ぐための水分補給と、殿部の清潔を保つケアを行います。
4:× 適切な対応です。
流行性角結膜炎はアデノウイルスによる感染力の強い眼の感染症で、目やにや涙のついた手指やタオルを介して接触感染します。
手指消毒を徹底し、タオルを共用しないようにします。
【ポイント】
小児の下痢では「脱水の予防・殿部のおむつかぶれ予防・腹部の保温・感染予防」が看護の要点です。
小児は体内の水分の割合が大きいため、下痢や嘔吐で容易に脱水になります。