正答2
解説
正解は2です。
小児に多い感染症の原因・合併症・感染対策を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 伝染性紅斑(りんご病)は、頬に紅斑が出現した時点では感染力がほとんどないため、隔離は必要ありません。
原因のヒトパルボウイルスB19は、発疹が出る前のかぜ症状の時期に最も多く排出されます。
2:○ 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスによる感染症です。
合併症として無菌性髄膜炎が多く、頭痛や嘔吐に注意します。
ほかに難聴、膵炎、思春期以降の精巣炎や卵巣炎も起こります。
3:× 手足口病はアデノウイルスではなく、コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71などによって起こります。
アデノウイルスは咽頭結膜熱(プール熱)や流行性角結膜炎の原因です。
4:× ロタウイルス感染症の特徴は血便ではなく、白色から黄白色の水様性の下痢です。
激しい嘔吐と下痢で脱水を起こしやすい点に注意します。
血便を伴う下痢は、腸管出血性大腸菌などの細菌感染で多くみられます。
【ポイント】
おたふくかぜの合併症は「無菌性髄膜炎・難聴・膵炎・精巣炎」、ロタウイルスは「白色の水様便と脱水」と覚えましょう。