正答2
解説
正解は2です。
口腔に発生する腫瘍の種類と特徴を問う問題です。
口腔の腫瘍には、口腔粘膜から発生する口腔がんと、歯をつくる組織から発生する歯原性腫瘍があります。
【選択肢別解説】
1:× 口腔の悪性腫瘍で最も多いのは悪性リンパ腫ではなく、扁平上皮がんです。
口腔粘膜は扁平上皮で覆われているため、そこから発生するがんが大部分を占めます。
部位では舌がんが最も多くみられます。
2:○ 口腔の悪性腫瘍の治療では、外科手術、放射線療法、化学療法(抗がん薬治療)が、病期や部位に応じて単独または組み合わせて行われます。
治療後は、咀嚼・嚥下・構音などの機能回復への支援も重要です。
3:× エナメル上皮腫は良性腫瘍ですが、顎骨の中で大きくなり、骨を吸収・破壊しながら膨らむことがあります。
再発もしやすいため、正しくは顎骨を破壊することがある腫瘍です。
4:× 歯牙腫は非歯原性ではなく、歯原性腫瘍です。
エナメル質や象牙質など、歯をつくる組織が異常に増殖してできる腫瘍です。
【ポイント】
口腔がんの多くは扁平上皮がんで、舌に最も多く発生します。
歯原性腫瘍の代表であるエナメル上皮腫と歯牙腫は、どちらも歯をつくる組織から発生する点を押さえましょう。