正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
血液透析を受ける患者は、腎臓の働きの代わりを透析で行うため、日常生活で水分・塩分・カリウムなどの管理と、シャント(透析用の血管)の保護が欠かせません。
【選択肢別解説】
1:× 適切な注意点です。
腎臓から水分と塩分を排泄できないため、とりすぎると体液が過剰になり、浮腫・高血圧・心不全を起こします。
医師の指示に沿った量に制限して摂取します。
2:× 適切な注意点です。
透析と透析の間の体重増加は、主に体内にたまった水分を表します。
毎日体重を測定し、増加量が多すぎないようにコントロールします。
3:× 適切な注意点です。
便秘になると、便からのカリウム排泄が減り、高カリウム血症を起こしやすくなります。
食物繊維の摂取や下剤の使用で便通を整えます。
4:○ 誤った記述です。
シャント側の腕で血圧を測ると、マンシェットの圧迫でシャントの血流が途絶え、閉塞するおそれがあります。
正しくはシャントのない側の腕で血圧を測定します。
採血や点滴、腕時計などによる圧迫もシャント側では避けます。
【ポイント】
シャント側の腕は「測らない・刺さない・締めつけない・重い物を持たない」が原則です。
シャントのスリル(振動)やシャント音を毎日確かめ、閉塞の早期発見に努めるよう指導します。