令和元年の時点で「 1 日の果物摂取量が 100 g 未満の者」は 20 歳以上の 60 % である。
20 歳以上の集団から無作為に選んだ 100 人の中で「 1 日の果物摂取量が 100 g 未満の者」の人数が従う確率分布として適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
20歳以上で果物摂取量が100g未満の人の割合は60%です。
この集団から無作為に100人を選ぶと、1人1人が該当するかしないかの2通りで、それぞれ60%の確率で該当します。
【選択肢別解説】
1:× F分布は、2つの集団の分散の比を検定するときなどに用いる分布です。
人数を数える場合の分布ではありません。
2:× t分布は、標本の数が少ないときに平均値の推定や差の検定に用いる分布です。
該当者の人数が従う分布ではありません。
3:× 正規分布は、身長のような連続的な値が従う代表的な分布です。
人数は0、1、2と数える離散的な値であり、正確には二項分布に従います。
4:○ 二項分布が適切です。
「該当する・しない」の2通りの結果を、同じ確率で独立に100回繰り返したときの該当者数は、二項分布(試行回数100、確率0.6)に従います。
5:× χ2乗(カイ2乗)分布は、クロス集計表の独立性の検定や適合度の検定などに用いる分布です。
該当者の人数そのものが従う分布ではありません。
【ポイント】
試行回数が多い場合、二項分布は正規分布で近似できますが、もとの分布は二項分布です。
「2通りの結果」「一定の確率」「独立した試行」の3条件がそろえば二項分布と覚えましょう。