正答2
解説
正解は2です。
感染症発生動向調査事業は、感染症の発生状況を収集・分析し、その結果を国民や医療関係者に提供する事業です。
1981年に開始され、1999年の感染症法の施行により法律に基づく事業となりました。
【選択肢別解説】
1:× 感染症発生動向調査は、積極的疫学調査とは別の事業です。
積極的疫学調査は、感染症の発生時に原因や感染経路を明らかにするため、保健所などが個別に行う調査です。
2:○ 4類感染症は、全ての患者について集計します。
1類から4類感染症は全数把握の対象であり、診断した医師が直ちに届け出ます。
5類感染症は、全数把握の疾患と定点医療機関から報告する疾患に分かれます。
3:× 医療機関は患者の居住地ではなく、医療機関の所在地を管轄する保健所に届け出ます。
届出は最寄りの保健所長を経由して都道府県知事に行う仕組みです。
4:× この事業は2009年の新型インフルエンザを契機に始まったものではありません。
1981年に感染症サーベイランス事業として開始され、1987年に結核が加わって結核・感染症サーベイランス事業となりました。
【ポイント】
全数把握は1〜4類と5類の一部、定点把握は5類の一部と整理し、届出先は「医療機関の所在地の保健所」と覚えましょう。