正答4
解説
正解は4です。
A さんは産褥2日で、子宮底は臍の高さにあり、大きく柔らかく触れます。
下腹部痛はないのに悪露の量は多い状態です。
産褥2日の子宮底は臍下2横指程度が目安で、子宮の収縮が不十分な子宮復古不全と考えられます。
【選択肢別解説】
1:× 安静に寝ているだけでは、子宮の収縮は促されません。
早期離床は悪露の排出を促し、子宮復古を助けます。
2:× 直接授乳で乳頭が刺激されると、オキシトシンが分泌されて子宮が収縮します。
授乳を控えると、子宮の収縮がさらに悪くなります。
3:× 下腹部を温めると血管が広がり、出血が増えるおそれがあります。
子宮の収縮を促すには、冷罨法を行います。
4:○ 子宮底を輪状にマッサージすると、子宮筋が刺激されて収縮します。
子宮の収縮が改善すると、出血の量も減ります。
【ポイント】
子宮の収縮を促すケアには、子宮底のマッサージ、冷罨法、授乳、早期離床、排尿を促して膀胱を空にすることがあります。
膀胱に尿がたまると子宮の収縮を妨げるため、定期的な排尿の確認も重要です。