第115回 看護師国家試験 午後問186
うっ滞性乳腺炎について正しいのはどれか。
stagnation mastitis
正答1
解説
正解は1。
うっ滞性乳腺炎は母乳が乳管内に滞留して乳房が緊満・疼痛・発赤・硬結を生じる状態で、感染を伴わない非感染性炎症である。
授乳を継続する(または効果的な搾乳を行う)ことが乳汁うっ滞解除の最良の治療で、授乳中止は症状を悪化させるため避ける。
授乳姿勢の改善、児の吸啜の確認、頻回授乳、温罨法(授乳前)と冷罨法(授乳後)の使い分けなど、産褥期ケアの基本対応となる。
2の自覚症状は強い(緊満感・疼痛・発熱・倦怠感)。
3の感染を伴うのは化膿性乳腺炎で、うっ滞性は非感染性が定義(うっ滞が遷延すると化膿性に移行することもある)。
4の発症は産褥1〜2週以降に多く、分娩直後ではない(分娩直後は乳汁分泌そのものが少ない)。
授乳指導・搾乳法・乳房マッサージが看護の中心であり、母乳育児支援の重要場面である。まとめて解く
第115回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第115回 看護師国家試験 の全240問を見る →