正答1
解説
正解は1です。
うっ滞性乳腺炎は、乳汁が乳腺の中にたまって流れが悪くなり、炎症を起こしたものです。
細菌感染による化膿性乳腺炎とは区別されます。
乳房の痛みや硬いしこり、熱感、赤みなどの症状があり、乳汁をしっかり出すことが治療の基本です。
【選択肢別解説】
1:○ たまった乳汁を出すことが治療になるため、授乳は続けます。
赤ちゃんに頻回に吸ってもらい、授乳の姿勢を変えて乳房全体から乳汁を出すようにします。
2:× うっ滞性乳腺炎では、乳房の痛みや腫れ、しこり、熱感などの自覚症状がはっきりあります。
自覚症状が乏しいのではありません。
3:× うっ滞性乳腺炎は乳汁のうっ滞が原因で、感染によって起こるものではありません。
感染によって起こるのは化膿性乳腺炎です。
4:× 分娩直後は乳汁の分泌がまだ少なく、うっ滞は起こりにくい時期です。
乳汁の分泌が増え始める産褥3〜4日ごろ以降や、授乳がうまくいかない時期に起こりやすくなります。
【ポイント】
うっ滞性乳腺炎を放置すると、細菌感染を起こして化膿性乳腺炎に進むことがあります。
化膿性乳腺炎では高熱や強い痛みがみられ、抗菌薬による治療や、膿瘍ができた場合は切開排膿が必要になります。