正答3
解説
正解は3です。
単純ヘルペスウイルス脳炎は、成人では主に1型の単純ヘルペスウイルスによって起こる、重い急性脳炎です。
発熱、頭痛、意識障害、けいれんのほか、異常行動や記憶障害などがみられます。
病変が起こりやすい部位を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 小脳は単純ヘルペスウイルス脳炎の好発部位ではありません。
小脳炎は水痘など別のウイルス感染後に起こることがあります。
2:× 後頭葉は単純ヘルペスウイルス脳炎の典型的な病変部位ではありません。
3:○ 単純ヘルペスウイルス脳炎は、側頭葉の内側や前頭葉の底面などの辺縁系に病変ができやすいのが特徴です。
記憶障害や人格変化はこの部位の障害によるものです。
4:× 頭頂葉は単純ヘルペスウイルス脳炎の好発部位ではありません。
【ポイント】
単純ヘルペスウイルス脳炎は、頭部 MRI で側頭葉に病変がみられるのが特徴です。
治療が遅れると死亡や重い後遺症につながるため、疑った時点でアシクロビルの投与を始めます。