正答4
解説
正解は4です。
EB ウイルスは、ヘルペスウイルス科のウイルスで、多くの人が子どもの頃に感染し、体内に潜伏し続けます。
伝染性単核球症の原因であるほか、一部のがんの発生に関与しています。
【選択肢別解説】
1:× 舌癌の主な危険因子は、喫煙や飲酒、合わない義歯や歯による慢性的な刺激です。
EB ウイルスとの関連は主な要因ではありません。
2:× 喉頭癌の最大の危険因子は喫煙です。
EB ウイルスが関与するがんではありません。
3:× 日本の食道癌の多くは扁平上皮癌で、喫煙と飲酒が主な危険因子です。
EB ウイルスとの関連は主ではありません。
4:○ 上咽頭癌は EB ウイルスの感染が発生に深く関与するがんです。
東南アジアや中国南部に多いことが知られています。
【ポイント】
EB ウイルスが関与する病気には、上咽頭癌、Burkitt〈バーキット〉リンパ腫、一部の胃癌、伝染性単核球症などがあります。
中咽頭癌にはヒトパピローマウイルス(HPV)の関与が知られており、区別して覚えます。