正答3
解説
正解は3です。
乏尿とは、1日の尿量が少なくなった状態を指します。
尿量の異常は、成人の1日尿量(通常およそ1,000〜1,500 mL)を基準に、多尿・乏尿・無尿に分けます。
尿の勢いや回数の異常とは区別して覚えます。
【選択肢別解説】
1:× 尿線が途中で途切れるのは、尿線途絶という排尿の症状です。
前立腺肥大症などでみられ、尿量の異常ではありません。
2:× 尿の勢いが弱いのは、尿勢低下という排尿の症状です。
尿量の減少を意味する乏尿とは異なります。
3:○ 成人で1日の尿量が400 mL 以下の状態を乏尿といいます。
体内の老廃物を十分に排泄できなくなる尿量の目安です。
4:× 排尿回数が少ないことは乏尿の定義ではありません。
尿量が保たれていれば、回数が少なくても乏尿とはいいません。
【ポイント】
尿量の異常は、多尿が1日2,500〜3,000 mL 以上、乏尿が400 mL 以下、無尿が100 mL 以下です。
尿が膀胱にあるのに出せない尿閉は、尿が作られない無尿とは異なります。