正答3
解説
正解は3です。
心房細動は、心房の各部分が無秩序に興奮し、心房全体として有効に収縮しなくなる不整脈です。
心電図では P 波が消え、基線が細かく揺れる f 波がみられ、RR 間隔が不規則になります。
【選択肢別解説】
1:× 心房細動では、心房のまとまった興奮を示す P 波が消失します。
代わりに細かく不規則な f 波がみられます。
2:× 心房の興奮は無秩序で不規則です。
1分間に350回以上の頻度で心房が細かく震えています。
3:○ 心房が有効に収縮しないため、心房内、とくに左心耳で血液がよどみ、血栓ができやすくなります。
血栓が流れて脳の血管に詰まると心原性脳塞栓症を起こすため、抗凝固薬が使われます。
4:× 房室結節の興奮の伝わりが障害されるのは、房室ブロックです。
心房細動は心房そのものの興奮の異常です。
【ポイント】
心房細動の心電図は「P 波消失・f 波・RR 間隔不整」が特徴です。
最も重要な合併症は脳塞栓症であり、高齢者に多い不整脈です。