正答4
解説
正解は4です。
免疫機能を抑える作用をもつ薬剤を問う問題です。
副腎皮質ステロイドはリンパ球の働きやサイトカインの産生を抑え、強い抗炎症作用と免疫抑制作用を示します。
【選択肢別解説】
1:× 抗ヒスタミン薬はヒスタミンH1受容体を遮断し、かゆみや鼻汁などのアレルギー症状を抑えます。
免疫反応そのものを抑える薬ではありません。
2:× インターフェロンは抗ウイルス作用や免疫を調整・増強する作用をもつ物質です。
B型・C型肝炎などの治療に用いられ、免疫抑制薬ではありません。
3:× ヒト免疫グロブリンは抗体を補充する製剤です。
感染予防や川崎病の治療などに使われ、免疫を補う方向に働きます。
4:○ 副腎皮質ステロイドはリンパ球の増殖や炎症性物質の産生を抑えます。
自己免疫疾患や臓器移植後に免疫抑制目的で用いられます。
【ポイント】
ステロイドの副作用には、易感染性、満月様顔貌、高血糖、骨粗鬆症、消化性潰瘍などがあります。
長期投与中の急な中止は副腎不全を招くため、自己判断で中止しないよう指導します。