正答3
解説
正解は3です。
深部静脈血栓症(DVT)の危険因子を問う問題です。
血栓形成には、血流のうっ滞、血管内皮の障害、血液凝固能の亢進の3つが関係します(Virchowの3徴)。
【選択肢別解説】
1:× DVTは高齢になるほど起こりやすくなります。
若年は危険因子ではなく、加齢が危険因子です。
2:× 水分過多では血液が薄まります。
危険因子となるのは脱水で、血液が濃縮して凝固しやすくなるためです。
3:○ 長期臥床では下肢の筋ポンプ作用が働かず、静脈血がうっ滞します。
血流のうっ滞はVirchowの3徴の1つです。
4:× るいそう(やせ)は危険因子ではありません。
危険因子とされるのは肥満です。
【ポイント】
DVTの危険因子には、手術後、長期臥床、肥満、妊娠、経口避妊薬、悪性腫瘍、脱水などがあります。
予防には早期離床、足関節の運動、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法が用いられます。