正答1
解説
正解は1です。
図は正面から見た腹部で、4か所の痛みの部位が点線で示されています。
①は図の向かって左上、つまり患者の右上腹部(右季肋部)です。
②は患者の左上腹部、③は患者の左下腹部、④は患者の右下腹部です。
胆嚢は肝臓の下面にあり、右季肋部に位置します。
【選択肢別解説】
1:○ ①は患者の右季肋部で、胆嚢のある位置です。
胆嚢炎では右季肋部痛が典型で、右肩への放散痛を伴うこともあります。
2:× ②は患者の左上腹部(左季肋部)です。
膵炎や脾臓の疾患で痛みが出る部位で、胆嚢炎の典型部位ではありません。
3:× ③は患者の左下腹部です。
S状結腸の憩室炎などで痛む部位で、胆嚢とは反対側です。
4:× ④は患者の右下腹部です。
虫垂炎の圧痛点(McBurney点)がある部位で、胆嚢炎の部位ではありません。
【ポイント】
胆嚢炎では、右季肋部を圧迫しながら深呼吸させると痛みで吸気が止まるMurphy徴候がみられます。
図の左右は患者の左右と逆になることに注意しましょう。