正答4
解説
正解は4です。
上部消化管出血で吐いた血の性状を問う問題です。
胃内の血液は胃酸に触れると、ヘモグロビンが塩酸ヘマチンに変化して黒褐色になります。
【選択肢別解説】
1:× 泡沫状の血液は、肺や気道からの出血である喀血の特徴です。
空気が混じるため泡を含みます。
2:× アセトン臭(甘酸っぱいにおい)は、糖尿病性ケトアシドーシスなどケトン体が増えたときの呼気の特徴です。
吐血とは関係しません。
3:× アンモニア臭は、肝不全や尿毒症などで呼気に現れることがあります。
胃潰瘍の吐血の特徴ではありません。
4:○ 少量の出血が胃内にとどまると、胃酸で黒褐色に変わります。
この状態をコーヒー残渣様と表現します。
【ポイント】
大量に出血して胃酸と反応する時間がないと、鮮紅色の吐血になります。
下部に流れた血液は黒色のタール便となることもあわせて覚えておきましょう。