正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
加齢により感覚器の受容器や神経の機能が低下し、刺激を感じにくくなります。
「感受性が下がる」「刺激を感じるのに必要な強さ(閾値)が上がる」という方向で考えると判断しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 加齢性難聴は高音域から聴力が低下します。
高い音ほど聞き取りにくくなるので、高音域が保持されるのは誤りです。
2:○ 加齢により皮膚の痛覚受容器や末梢神経の働きが低下し、痛みを感じにくくなります。
けがややけど、病気の発見が遅れやすいので注意が必要です。
3:× 味蕾の減少や唾液分泌の低下で、味を感じるのに必要な濃さは高くなります。
味覚の閾値は低下ではなく上昇し、濃い味付けを好むようになります。
4:○ 瞳孔が小さくなることや網膜の視細胞の機能低下によって、暗い場所に目が慣れるまで時間がかかります。
夜間や暗い場所での転倒の原因になります。
5:× 嗅覚も加齢により低下します。
ガス漏れや食べ物の腐敗に気付きにくくなるため、生活の安全への配慮が必要です。
【ポイント】
高齢者の感覚機能は、聴覚・視覚・味覚・嗅覚・皮膚感覚のいずれも低下します。
「高音から聞こえにくい」「味覚の閾値は上昇」「暗順応は低下」が頻出です。