正答4
解説
正解は4です。
二次性高血圧は、特定の原因疾患によって起こる高血圧です。
腎動脈が狭窄すると腎臓への血流が減り、腎臓が血圧の低下と判断してレニンを多く分泌します。
その結果、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が活性化して血圧が上昇します。
【選択肢別解説】
1:× 冠動脈の狭窄は心筋への血流を減らし、狭心症や心筋梗塞を起こします。
二次性高血圧の原因ではありません。
2:× 肝動脈は肝臓に酸素を運ぶ血管で、狭窄しても高血圧の原因にはなりません。
3:× 頸動脈の狭窄は脳への血流を減らし、脳梗塞の原因になります。
二次性高血圧の原因ではありません。
4:○ 腎動脈の狭窄はレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系を活性化させ、腎血管性高血圧を起こします。
二次性高血圧の代表的な原因です。
5:× 脳動脈の狭窄は脳虚血や脳梗塞の原因になりますが、二次性高血圧の原因ではありません。
【ポイント】
二次性高血圧の原因には、腎血管性高血圧、腎実質性高血圧、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、睡眠時無呼吸症候群などがあります。
腎血管性高血圧では、腹部の血管雑音を聴取することがあります。