正答1
解説
正解は1です。
乳児の心拍数は成人より多く、おおむね100〜160/分程度が基準範囲です。
乳児の心拍は、橈骨動脈では触れにくいため、聴診器で心尖部を1分間聴診して測定します。
【選択肢別解説】
1:○ 乳児の心拍数の基準はおおむね100〜160/分程度で、110/分は正常範囲内です。
2:× Ⅰ音は房室弁が閉じる音、Ⅱ音は動脈弁が閉じる音で、Ⅰ音とⅡ音の組合せで1心拍です。
2心拍と数えると、実際の2倍の値になります。
3:× 体幹や四肢を固定すると乳児が泣いて心拍数が上がり、正確に測定できません。
安静時や睡眠中に測定します。
4:× 吸気時に心拍数が増え、呼気時に減る呼吸性不整脈は、小児では生理的にみられます。
異常ではありません。
【ポイント】
小児のバイタルサインは、泣くと大きく変化するため、呼吸、心拍、体温の順に、刺激の少ないものから測定します。
心拍数の基準は年齢とともに低くなり、学童期には成人に近づきます。