正答2
解説
正解は2です。
健康な乳児の消化器の特徴を問う問題です。
乳児は胃の入り口の噴門部の締まりが弱く、胃の形も縦長で立っていません。
そのため、飲んだ乳が食道へ逆流しやすくなっています。
【選択肢別解説】
1:× 胎便は通常、生後24時間以内に初めて排泄されます。
36時間後が初回というのは遅く、48時間を超えて出ない場合は消化管の異常を疑います。
2:○ 乳児は下部食道括約筋が未熟で、胃がとっくり型をしています。
そのため学童より胃食道逆流が起きやすく、溢乳がよくみられます。
3:× 生理的黄疸は生後2〜3日ごろから現れ、通常は2週間程度で消えます。
母乳性黄疸は1〜2か月続くことがありますが、生後3か月以降まで続くのは生理的ではありません。
4:× デーデルライン桿菌は母親の腟内の常在菌です。
母乳栄養児の腸内細菌叢ではビフィズス菌が優勢になります。
【ポイント】
授乳後は排気(げっぷ)をさせ、すぐに寝かせないことで溢乳を減らせます。
体重増加不良や誤嚥を伴う逆流は病的な胃食道逆流症として治療の対象になります。