要支援1の認定を受けた高齢者が、介護予防通所リハビリテーションの利用を開始した。
「普段からトイレに何度も行く」と頻尿を気にしている。
施設にいる看護師の援助で適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
要支援1は、日常生活の基本的な動作はほぼ自分で行えるが、一部に見守りや支援が必要な状態です。
介護予防の目的は、本人の能力を生かして自立した生活を維持することです。
頻尿を気にしている利用者が、慣れない施設でも安心して自分で排泄できるよう支援します。
【選択肢別解説】
1:○ トイレの場所を一緒に確かめておくと、尿意があったときに迷わず自分で行けるという安心感が得られます。
自立した排泄を支え、頻尿への不安の軽減にもつながります。
2:× 要支援1の人は歩行がほぼ自立しています。
車椅子で移送すると、本人の能力を奪い、介護予防の目的に反します。
3:× 失禁のない人に紙オムツを勧めると、自尊心を傷つけ、トイレで排泄する習慣や意欲を失わせます。
4:× 要支援1の人は更衣もおおむね自分で行えます。
必要のない介助は自立を妨げます。
【ポイント】
介護予防では、できることは本人が行い、できない部分だけを支援する、という考え方が基本です。
頻尿の訴えには、排尿日誌で回数や量を把握し、必要に応じて受診を勧めることも大切です。