正答4
解説
正解は4です。
避難所では、動き回るスペースが限られ、役割や楽しみも失われがちです。
そのため高齢者は横になって過ごす時間が増え、身体活動が低下します。
活動の低下が続くと、心身の機能が全般に衰える生活不活発病が起こりやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 感染は、避難所の密集した環境や衛生状態の悪化によって起こるものです。
身体活動の低下が続くことで最も起こりやすくなる問題ではありません。
2:× 脱水は、トイレを我慢するための水分制限や、飲料水の不足などで起こります。
身体活動の低下と直接結びつく問題ではありません。
3:× せん妄は、環境の急激な変化や睡眠不足、脱水などをきっかけに起こる急性の意識障害です。
身体活動の低下が続くことで最も起こりやすいものではありません。
4:○ 生活不活発病(廃用症候群)は、動かない状態が続くことで、筋力低下や関節拘縮、心肺機能の低下、意欲の低下などが起こる状態です。
避難所の高齢者で身体活動が低下し続けると最も起こりやすくなります。
【ポイント】
生活不活発病の予防には、避難所でも役割をもってもらう、体操や散歩を促す、日中は起きて過ごすなどの工夫が有効です。
災害関連死を防ぐためにも、避難所生活の早い段階から活動量の維持を支援します。