正答2
解説
正解は2です。
回復体位は、呼吸はあるが反応のない人を、救急隊の到着まで待たせるときにとらせる体位です。
横向きに寝かせることで、舌根沈下による気道閉塞と、嘔吐物による窒息を防ぎます。
【選択肢別解説】
1:× 1は、あおむけで両手足を伸ばした仰臥位です。
意識のない人をこの体位にすると、舌根が沈下して気道がふさがったり、吐いたものを誤嚥したりするおそれがあります。
2:○ 2は、横向きに寝て下側の腕を前に出し、上側の膝を曲げて体を支えている体位です。
顔はやや下を向き、口から吐物が流れ出やすいので、回復体位として正しい姿勢です。
3:× 3は、あおむけで両下肢を枕の上にのせて高くした体位です。
ショック時に静脈還流を増やす目的でとる体位で、回復体位ではありません。
4:× 4は、枕を重ねて上半身を起こした体位(半坐位)です。
呼吸困難や心不全のときに呼吸を楽にする体位で、意識のない人の気道確保には適しません。
【ポイント】
回復体位では、下あごを前に出して気道を確保し、上側の手の甲にほおをのせて顔の向きを保ちます。
回復体位にした後も呼吸の観察を続け、普段どおりの呼吸がなくなれば、ただちに胸骨圧迫を始めます。