正答3
解説
正解は3です。
持続点滴では、針を長時間留置したまま輸液を続けます。
安全に続けるには、針が抜けたり血管外に漏れたりしないこと、そして刺入部を観察できることが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 点滴筒の液量が1/5では少なすぎて、空気が輸液ラインに入るおそれがあります。
点滴筒には1/3〜1/2程度の薬液を満たし、滴下が数えられるようにします。
2:× 刺入部が見えないと、発赤・腫脹・漏れなどの異常を早期に発見できません。
透明なフィルムドレッシング材で、刺入部が見えるように固定します。
3:○ 関節の近くに刺入すると、体を動かすたびに針がずれて漏れや抜去が起こりやすくなります。
患者の活動も制限されるため、関節などを避けた部位を選びます。
4:× 輸液バッグの液面が刺入部から30cmでは高さが不足し、滴下が不安定になったり血液が逆流したりします。
通常はこれよりかなり高い位置(おおむね1m前後)に掛けます。
【ポイント】
点滴静脈内注射では、利き手や関節部、麻痺側、シャント側などを避けて刺入部位を選びます。
刺入部は定期的に観察し、腫れや痛み、滴下の変化があれば点滴を止めて確認しましょう。