正答3
解説
正解は3です。
空気感染は、飛沫の水分が蒸発してできた微小な飛沫核が空気中を長く漂い、それを吸い込んで感染する経路です。
結核、麻疹、水痘が代表的な空気感染症です。
予防には、微粒子を通さないマスクと、空気が外へ漏れない病室が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 消毒薬を空間に噴霧しても、空気中の病原体を確実に除去することはできません。
吸い込むと人体にも有害なため、推奨されていません。
2:× 陽圧換気の病室では、室内の空気が廊下などへ流れ出てしまいます。
空気感染の患者には、室内の空気が外に漏れない陰圧の個室を用います。
3:○ N95マスクは0.3μm程度の微粒子を95%以上捕集できる高性能のマスクです。
空気感染する患者の病室に入る医療従事者が着用します。
4:× ラビング法による手指消毒は接触感染の予防策です。
すべての患者に行う標準予防策の一つですが、空気感染に特有の予防策ではありません。
【ポイント】
空気感染対策は「医療者はN95マスク、患者は陰圧個室、患者が部屋を出るときはサージカルマスク」と覚えましょう。
陽圧室は、易感染状態の患者を外の病原体から守るために使う部屋です。