正答4
解説
正解は4です。
小児に多いウイルス感染症と、その原因ウイルスの組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 手足口病の主な原因は、アデノウイルスではなくコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71です。
手のひら、足の裏、口の中に水疱性の発疹ができます。
2:× 咽頭結膜熱(プール熱)の原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ではなくアデノウイルスです。
HPVは子宮頸癌や尖圭コンジローマの原因になります。
3:× 突発性発疹症の原因は、コクサッキーウイルスではなくヒトヘルペスウイルス6型と7型です。
3日程度の高熱が下がった頃に、全身に発疹が出ます。
4:○ 正しいです。
伝染性単核球症の主な原因はEpstein-Barr(EB)ウイルスです。
唾液を介して感染し、発熱、咽頭痛、頸部リンパ節の腫れ、肝脾腫などが見られます。
5:× ヘルパンギーナの主な原因は、単純ヘルペスウイルスではなくコクサッキーウイルスA群です。
高熱と、のどの奥(軟口蓋)の小さな水疱が特徴です。
【ポイント】
コクサッキーウイルスは手足口病とヘルパンギーナ、アデノウイルスは咽頭結膜熱と流行性角結膜炎、ヒトヘルペスウイルス6・7型は突発性発疹症と整理します。
伝染性単核球症の患者にアンピシリンを投与すると発疹が出やすいことも知られています。