正答4
解説
正解は4です。
対人援助職に起こりやすい心の不調を問う問題です。
人を援助する仕事に熱心に取り組んできた人が、努力に見合う満足感や達成感が得られないまま、心身ともに疲れ果ててしまう状態を燃え尽き症候群(バーンアウト)といいます。
【選択肢別解説】
1:× 悪性症候群は、抗精神病薬の副作用で起こる重い症状です。
高熱、筋肉のこわばり、意識障害、発汗などが見られます。
2:× 空の巣症候群は、子どもが独立して家を離れたあと、主に中年期の親が喪失感から抑うつ状態になるものです。
援助の職務とは関係ありません。
3:× 緊張病症候群は、昏迷、カタレプシー(同じ姿勢をとり続ける)、拒絶症などの症状をまとめた症候群です。
統合失調症などで見られます。
4:○ 正しいです。
燃え尽き症候群は、看護師などの対人援助職に多く見られます。
情緒的な消耗感、相手を思いやれなくなる脱人格化、個人的な達成感の低下が特徴で、抑うつ症状や社会機能の低下につながります。
【ポイント】
燃え尽き症候群の予防には、職場の支援体制、適切な業務量、休息、自分の感情に気づくセルフケアが大切です。