正答2
解説
正解は2です。
患者と医療者が情報を共有し、話し合いながら治療方針を一緒に決める考え方が広まっています。
医療者が一方的に決めるのでも、患者に丸投げするのでもない点がポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 心理教育は、病気や治療についての知識と対処方法を患者や家族に伝える支援です。
疾患への理解を深めることが目的で、治療を共同で選ぶ過程そのものではありません。
2:○ 共同意思決定(SDM:Shared Decision Making)は、患者と医療者が協働して治療を選ぶ過程です。
医療者は医学的な情報を、患者は自分の価値観や希望を出し合います。
そのうえで、お互いが納得できる治療を選択します。
3:× ストレングスは、患者が持つ強みや能力、資源のことです。
ストレングスに着目した支援はありますが、治療を共同で選ぶ過程を指す言葉ではありません。
4:× アドヒアランスは、患者が治療方針の決定に参加し、自ら積極的に治療を続けることです。
治療を続ける姿勢を指す言葉で、治療を一緒に選ぶ過程そのものではありません。
【ポイント】
コンプライアンスは「医療者の指示に従うこと」、アドヒアランスは「患者が主体的に治療に取り組むこと」です。
共同意思決定は、アドヒアランスを高める方法の一つとしても注目されています。