ピアジェ, J. の認知発達理論における段階と病気の説明に使用するツールの組合せで適切なのはどれか。
Piaget, J.
正答3
解説
正解は3です。
ピアジェの認知発達理論の段階に合わせて、子どもに病気を説明するツールを選ぶ問題です。
ピアジェは認知の発達を、感覚運動期(0〜2歳頃)、前操作期(2〜7歳頃)、具体的操作期(7〜11歳頃)、形式的操作期(11歳頃以降)の4段階に分けました。
【選択肢別解説】
1:× 感覚運動期は、見る、触る、なめるなど、感覚と運動を通して世界を理解する時期です。
言葉や象徴的な理解は未熟で、人体模型を使った説明は理解できません。
2:× 前操作期は、言葉やイメージを使い始めますが、自分中心の見方をする時期です。
文字を読んで理解することは難しく、印刷文書による説明は適しません。
人形や絵本などを使う方法が向いています。
3:○ 適切です。
具体的操作期は、目に見える具体的な物事であれば論理的に考えられる時期です。
動画で体の中の様子や治療の流れを具体的に示すと、理解しやすくなります。
4:× 形式的操作期は、抽象的な概念や仮説についても論理的に考えられる時期です。
指人形は幼児向けのツールで、思春期の子どもには適しません。
文書や図表など、より詳しい説明が理解できます。
【ポイント】
前操作期の特徴は、自己中心性やアニミズム(物にも命や心があると考える)です。
病気の説明(プレパレーション)は、年齢ではなく認知発達の段階に合わせて方法を選びます。