正答3
解説
正解は3です。
急性髄膜炎の患者への看護を問う問題です。
髄膜炎では、頭痛、発熱、項部硬直などの髄膜刺激症状に加え、光をまぶしく感じる羞明が見られます。
刺激で症状が悪化するため、静かで刺激の少ない環境を整えます。
【選択肢別解説】
1:× 鎮痛薬は禁忌ではありません。
髄膜炎の頭痛は激しいため、医師の指示で鎮痛薬を使い、苦痛を和らげます。
2:× 頭部に温罨法を行うと、血管が広がって頭痛が強くなるおそれがあります。
発熱や頭痛には冷罨法を用います。
3:○ 正しいです。
髄膜炎の患者は羞明があり、光の刺激で頭痛や不快感が強くなります。
部屋の照明を暗くすると、刺激が減って安静を保てます。
4:× 腰椎穿刺の直後は、頭部を高くするのではなく、枕を外した水平仰臥位で1〜2時間安静にします。
頭部を高くすると、穿刺部から髄液が漏れて低髄液圧による頭痛が起こりやすくなります。
【ポイント】
髄膜刺激症状には、項部硬直、Kernig(ケルニッヒ)徴候、Brudzinski(ブルジンスキー)徴候があります。
細菌性髄膜炎は急速に悪化するため、意識レベルやけいれんの観察が重要です。