正答1
解説
正解は1です。
閉経に伴う身体の変化、閉経の平均年齢、診断基準を問う問題です。
閉経は、卵巣機能の低下によって月経が永久に停止することをいいます。
【選択肢別解説】
1:○ 閉経でエストロゲンが減少すると、腟の上皮が薄くなりグリコーゲンも減ります。
その結果、グリコーゲンを分解して腟内を酸性に保つデーデルライン桿菌が減少します。
腟内が酸性に保てなくなるため自浄作用が低下し、萎縮性腟炎が起こりやすくなります。
2:× 閉経後は卵巣機能が低下するため、エストロゲンの分泌は減少します。
一方で、下垂体からの卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌は増加します。
3:× 日本人の閉経の平均年齢は約50歳です。
55歳ではありません。
4:× 閉経は、12か月以上連続して月経がないことを確認して診断します。
10か月の無月経では閉経とは判断しません。
【ポイント】
閉経前後の約10年間を更年期といい、エストロゲンの減少によりほてりや発汗などの更年期症状が現れます。
閉経後は骨粗鬆症や脂質異常症のリスクも高まるため、生活習慣への支援が大切です。