正答4
解説
正解は4です。
看護師が行う処置のうち、滅菌手袋を使用すべきものを問う問題です。
無菌の体腔や組織に器具を挿入する処置では、無菌操作として滅菌手袋を用います。
【選択肢別解説】
1:× 筋肉内注射では、針や薬液を清潔に扱えばよく、手袋は標準予防策として未滅菌のものを使います。
手袋が直接刺入部に触れることはないため、滅菌手袋は必要ありません。
2:× 口腔内はもともと常在菌がいる部位であり、無菌部位ではありません。
口腔内吸引では、未滅菌の手袋で清潔に操作すれば十分です。
3:× ストーマは消化管の出口であり、無菌部位ではありません。
パウチの交換は、排泄物から身を守るために未滅菌の手袋で行います。
4:○ 膀胱内は本来無菌の部位です。
尿道カテーテルの挿入は、菌を持ち込むと尿路感染症を起こすため、滅菌手袋を着けて無菌操作で行います。
【ポイント】
無菌部位に入る処置(導尿・尿道カテーテル挿入、中心静脈カテーテル挿入など)は滅菌手袋を使います。
気管吸引は無菌的操作が求められるのに対し、口腔・鼻腔吸引は清潔操作で行う点を区別します。