正答1
解説
正解は1です。
静脈血採血で穿刺するときの、皮膚に対する針の刺入角度を問う問題です。
静脈は皮膚の浅い層を走るため、浅い角度で刺入して血管を貫かないようにします。
【選択肢別解説】
1:○ 静脈血採血では、針を皮膚に対して15〜20度程度の浅い角度で刺入します。
角度が浅いと針先が静脈内にとどまりやすく、血管の後壁を突き破る危険を減らせます。
2:× 35〜40度は静脈血採血としては深い角度です。
静脈の後壁を貫いて血腫をつくるおそれがあります。
3:× 55〜60度は、筋肉内注射に近い深い角度です。
浅い静脈を狙う採血には適しません。
4:× 75〜80度は、ほぼ垂直に近い角度です。
筋肉内注射では45〜90度で刺入しますが、静脈血採血には深すぎます。
【ポイント】
刺入角度の目安は、皮下注射が10〜30度、筋肉内注射が45〜90度、静脈内注射・採血が15〜20度程度です。
穿刺時に手指のしびれや電撃痛を訴えたら、神経損傷を疑ってすぐに抜針します。