正答2
解説
正解は2です。
新生児の呼吸の生理的な特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 新生児の肺のガス交換面積は、成人より大きくはなく、はるかに小さいです。
出生時の肺胞の数は成人よりずっと少なく、肺胞は出生後も増え続けます。
一方で体重あたりの酸素消費量は成人より多いため、新生児は呼吸の予備力が小さくなります。
2:○ 新生児には周期性呼吸がみられます。
周期性呼吸は、数秒から20秒未満の呼吸停止と規則的な呼吸を繰り返すもので、呼吸中枢が未熟なために起こります。
徐脈やチアノーゼを伴わない限り生理的なものです。
3:× 新生児の呼吸は胸式ではなく腹式呼吸が主です。
肋骨が水平に近く胸郭を広げにくいため、横隔膜を主に使って呼吸します。
4:× 新生児の呼吸は口呼吸ではなく鼻呼吸が主です。
喉頭の位置が高く、哺乳しながら呼吸できる構造であるため、鼻閉があると呼吸困難になりやすいです。
【ポイント】
新生児の呼吸数は40〜60回/分程度です。
20秒以上の呼吸停止、または徐脈やチアノーゼを伴う呼吸停止は無呼吸発作として対応が必要です。