正答3
解説
正解は3です。
前置胎盤のため予定帝王切開を受ける妊婦の手術前日の看護を問う問題です。
前置胎盤は胎盤が子宮口を覆う状態で、手術中や術前に大量出血を起こす危険があります。
【選択肢別解説】
1:× 浣腸は行いません。
前置胎盤では、浣腸による腹圧や刺激で子宮収縮が起こり、出血を誘発するおそれがあります。
2:× 手術前日の夕食は禁食ではなく、通常は摂取できます。
絶食は手術の数時間前からで、施設の基準に沿って当日に指示されます。
3:○ 輸血の準備ができているか確認します。
前置胎盤では胎盤剥離面からの出血が止まりにくく、大量出血の危険が高いためです。
血液型や不規則抗体の検査、輸血用血液の準備や自己血の準備を確認しておきます。
4:× 間欠的空気圧迫装置は、手術前日から装着するものではありません。
深部静脈血栓症の予防として、手術中から術後の歩行開始まで装着します。
【ポイント】
前置胎盤では内診や浣腸など子宮への刺激を避け、警告出血に注意します。
妊娠37週前後に予定帝王切開を行うのが一般的です。