正答4
解説
正解は4です。
学童期の肥満の評価と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× カウプ指数は、主に乳幼児の発育状態の評価に用います。
学童期の肥満は、肥満度(標準体重に対する実測体重の増加率)やローレル指数で評価します。
2:× 学童期の肥満のほとんどは、症候性ではなく単純性(原発性)肥満です。
単純性肥満は、エネルギーの過剰摂取や運動不足など生活習慣が原因です。
症候性肥満は、内分泌疾患や遺伝性疾患などが原因で起こるもので、頻度は低いです。
3:× 食事で蛋白質の摂取を制限するのは不適切です。
学童期は成長期なので、蛋白質やビタミン、ミネラルは十分にとり、脂質や糖質の過剰を見直します。
4:○ 学童期の肥満は、成人期の生活習慣病のリスク因子です。
学童期の肥満は成人肥満に移行しやすく、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などにつながります。
【ポイント】
学童期の肥満度は、+20%以上を肥満、+30%以上を中等度、+50%以上を高度肥満とします。
治療の基本は、食事と運動、生活習慣の改善であり、家族ぐるみで取り組みます。