令和元年度(2019 年度)「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」の結果において、養護者による高齢者虐待に関する説明で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
令和元年度の高齢者虐待の調査結果のうち、養護者(家族など)による虐待の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 虐待者で最も多いのは夫ではなく息子です。
息子が約4割を占め、次いで夫、娘の順でした。
2:× 被虐待者の約4分の3が女性で、9割ではありません。
3:× 最も多いのは心理的虐待ではなく身体的虐待です。
身体的虐待が約7割を占め、心理的虐待は約4割でした(重複あり)。
4:○ 被虐待者のうち、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ではランクⅡが最も多くなっています。
ランクⅡは、日常生活に支障をきたす症状や行動が多少みられるものの、誰かが注意していれば自立できる状態です。
介護の負担や認知症の症状への戸惑いが、虐待につながりやすいと考えられます。
【ポイント】
養護者による虐待は、身体的虐待、心理的虐待、介護等放棄、経済的虐待の順に多く、虐待者は息子が最多という傾向が続いています。
高齢者虐待防止法では、生命・身体に重大な危険が生じている場合の市町村への通報は義務とされています。