正答2
解説
正解は2です。
スポルディングの分類に基づく医療器材の消毒・滅菌の選択を問う問題です。
器材は、無菌の組織に入るクリティカル、粘膜に触れるセミクリティカル、健常な皮膚に触れるノンクリティカルに分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 手術用持針器はクリティカル器材なので滅菌が必要です。
第4級アンモニウム塩は低水準消毒薬であり、滅菌はできません。
耐熱性のある鋼製器具は高圧蒸気滅菌を行います。
2:○ ステンレス製便器は熱水消毒が適しています。
熱に強い器材であり、ウォッシャーディスインフェクターなどで80℃程度の熱水により消毒できます。
3:× 軟性内視鏡は熱に弱いため、高圧蒸気滅菌はできません。
粘膜に触れるセミクリティカル器材として、グルタラールなどの高水準消毒を行います。
4:× ベッド柵はノンクリティカル器材なので、清拭や低水準消毒で十分です。
グルタラールは毒性が強く、環境表面の消毒には使用しません。
【ポイント】
クリティカルは滅菌、セミクリティカルは高水準消毒(一部は中水準)、ノンクリティカルは洗浄・低水準消毒と対応させます。
高水準消毒薬には、グルタラール、フタラール、過酢酸があります。