正答1
解説
正解は1です。
転倒・転落のリスク要因となる薬剤を問う問題です。
ふらつき、めまい、意識レベルの低下などを起こす薬剤が、転倒のリスクを高めます。
【選択肢別解説】
1:○ 降圧薬は転倒のリスクを高めます。
血圧が下がりすぎたり起立性低血圧が起きたりすると、立ち上がったときにめまいやふらつきが生じるためです。
2:× 抗凝固薬は、転倒したときの出血や頭蓋内出血を重症化させる薬です。
転倒そのものを起こしやすくする作用はありません。
3:× 気管支拡張薬の主な副作用は動悸や手指のふるえです。
転倒リスクを高める代表的な薬ではありません。
4:× 副腎皮質ステロイド薬は、長期使用で骨粗鬆症を起こし、転倒時の骨折リスクを高めます。
しかし転倒そのものを起こしやすくする代表的な薬ではありません。
【ポイント】
転倒リスクを高める薬剤には、降圧薬、利尿薬、睡眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗てんかん薬、血糖降下薬などがあります。
抗凝固薬は「転倒したときの損傷を重くする薬」として区別します。