正答2
解説
正解は2です。
新生児の出血性疾患は、主にビタミンKの欠乏によって凝固因子が不足して起こります。
新生児メレナ(消化管出血)や頭蓋内出血が問題になります。
【選択肢別解説】
1:× 新生児のビタミンK欠乏性出血症は生後2〜4日ごろに多く、生後24時間以内に起こる早発型もあります。
生後48時間以内に発症しないわけではありません。
2:○ 母乳は人工乳よりビタミンKの含有量が少ないです。
そのため母乳栄養児はビタミンK欠乏に陥りやすく、発症のリスクが高くなります。
3:× 予防として内服するのはカルシウムではなく、ビタミンK2シロップです。
4:× 早期に現れる所見は吐血や下血、臍出血などの出血症状です。
蕁麻疹はアレルギー反応による症状で、出血性疾患の所見ではありません。
【ポイント】
ビタミンK2シロップは、出生時、産科退院時(生後1週以内)、1か月健診時の3回投与が基本です。
乳児期の頭蓋内出血を防ぐため、生後3か月まで週1回投与する方法も広がっています。