正答1
解説
正解は1です。
創傷治癒は、炎症期(受傷後数日)、増殖期(数日〜数週)、成熟期(数週〜数か月)の順に進みます。
術後1日は炎症期に当たります。
【選択肢別解説】
1:○ 術後1日の炎症期には、血管透過性が高まり血漿成分が組織に漏れ出ます。
そのため創部の浮腫や発赤、熱感がみられるのは正常な反応です。
2:× 肉芽組織の形成は、術後3日ごろから始まる増殖期の変化で、術後1日にはまだみられません。
3:× コラーゲンが成熟して瘢痕組織になるのは、数週から数か月かけて進む成熟期の変化です。
4:× 血管内皮細胞による新しい血管の形成(血管新生)は、増殖期に肉芽組織の中で起こる変化です。
【ポイント】
縫合創は術後48時間ほどで上皮化して閉鎖します。
炎症期を過ぎても発赤や腫脹が強まる場合は、創感染を疑います。