正答3
解説
正解は3です。
摂食障害には、主に神経性やせ症(拒食症)と神経性過食症があります。
やせ願望や体重への強いこだわりから、食行動に異常が生じる病気です。
【選択肢別解説】
1:× 摂食障害の発症には男女差があり、思春期から青年期の女性に多くみられます。
患者の大部分が女性です。
2:× 摂食障害では、さまざまな身体症状がみられます。
低体重、無月経、徐脈、低体温、低カリウム血症などが起こります。
栄養状態が悪化すると、命に関わることもあります。
3:○ 摂食障害では、自ら嘔吐を誘発することがあります。
体重が増えるのを防ぐため、食べた後に指を口に入れて吐く行動がみられます。
嘔吐を繰り返すと、手の甲の吐きだこや、胃酸で歯の表面が溶ける所見がみられます。
これらは、隠れた嘔吐に気づく手がかりになります。
4:× 摂食障害でも薬物療法を行うことがあります。
治療の中心は心理療法と栄養療法です。
合併する抑うつや不安に対して、抗うつ薬などが用いられます。
【ポイント】
摂食障害は「若い女性に多い・身体症状が多彩・自己誘発性嘔吐」が特徴です。
繰り返す嘔吐による低カリウム血症は、不整脈の原因になるので注意します。