正答3
解説
正解は3です。
精神医療の歴史に関わる人物と、その業績を結び付ける問題です。
ジークムント・フロイトはオーストリアの精神科医で、精神分析を創始しました。
【選択肢別解説】
1:× 道徳療法は、18世紀末から19世紀にかけて、フランスのピネルやイギリスのテュークらが行いました。
患者を鎖から解放し、人道的に処遇しようとした取り組みです。
2:× クロルプロマジンを精神科の治療に導入したのは、1952年のフランスのドレーとドニケルです。
最初の抗精神病薬として、精神科の薬物療法の始まりとなりました。
3:○ フロイトは、無意識の働きに注目し、自由連想法などを用いる精神分析療法を確立しました。
防衛機制などの概念も、フロイトの精神分析理論から生まれています。
4:× 統合失調症(Schizophrenie)の概念を樹立したのは、スイスのブロイラーです。
クレペリンが「早発性痴呆」として示した疾患を、ブロイラーが統合失調症として提唱しました。
【ポイント】
「ピネル:鎖からの解放」「フロイト:精神分析」「ブロイラー:統合失調症」「クレペリン:早発性痴呆」とセットで覚えます。