正答4
解説
正解は4です。
精神科病棟の身体拘束は、精神保健福祉法に基づき、ほかに方法がない場合に限って行われます。
人権に深く関わる行為なので、実施の条件と観察が厳しく定められています。
【選択肢別解説】
1:× 身体拘束は、看護師の判断では実施できません。
精神保健指定医が必要と認めた場合に限って行います。
2:× 興奮が激しい場合でも、説明を省いてはいけません。
身体拘束を行う理由を患者に知らせるよう努めることが定められています。
3:× 1時間ごとの観察では不十分です。
身体拘束中は、原則として常時の臨床的観察を行います。
医師も頻回に診察することが求められています。
4:○ 拘束部位の血行障害に注意するのは適切です。
拘束具による圧迫で、血流障害や皮膚の損傷、神経の障害が起こることがあります。
長時間の拘束では、深部静脈血栓症から肺塞栓症を起こす危険もあります。
【ポイント】
身体拘束は「精神保健指定医の判断・理由の告知・常時の観察・合併症の予防」が原則です。