正答3
解説
正解は3です。
うつ病では、気分の落ち込みや意欲の低下により、日常生活を自分で送ることが難しくなります。
看護では、休養を保障し、負担をかけずに生活を支えることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 否定的な言動に対して頑張るよう励ますのは不適切です。
患者はすでに頑張れない自分を責めています。
励ましはさらに追い詰めることになるため、気持ちを受け止める対応をします。
2:× 抗うつ薬の注意すべき副作用として、下痢を挙げるのは適切とはいえません。
三環系抗うつ薬では、抗コリン作用による口渇・便秘・排尿困難が代表的な副作用です。
なお、SSRIでは吐き気や下痢などの消化器症状が起こることもあります。
3:○ セルフケアが不足している部分を補うのは適切です。
意欲の低下で、食事・清潔・身だしなみなどが自分でできなくなります。
本人の負担にならないよう、できない部分を看護師が補います。
4:× 回復期には、自殺のリスクは軽減せず、むしろ高まります。
意欲が戻り始めると、自殺を実行する力も戻るからです。
回復期こそ自殺の徴候に注意して観察します。
【ポイント】
うつ病の看護は「励まさない・セルフケアを補う・回復期の自殺に注意」が三本柱です。