正答1
解説
正解は1です。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌による性感染症です。
妊婦が感染していると、胎盤を通じて胎児に感染し、先天梅毒を起こします。
【選択肢別解説】
1:○ 胎盤完成前の治療が、母子感染の予防に効果的です。
胎盤は妊娠16週ごろに完成し、それ以降は胎児への感染が起こりやすくなるとされます。
それまでにペニシリン系抗菌薬で治療すると、先天梅毒を防ぐ効果が高くなります。
2:× 胎盤完成後は、胎盤を通じて胎児へ感染しやすくなる時期です。
治療は必要ですが、予防の効果は胎盤完成前の治療に劣ります。
3:× 陣痛開始後では、妊娠中に胎児へ感染が起こっている可能性があります。
母子感染を予防するには遅すぎる時期です。
4:× 破水後も同様に、予防には遅すぎる時期です。
梅毒の母子感染は、主に妊娠中の胎盤を介して起こります。
【ポイント】
梅毒は妊娠初期の検査で見つけ、早期に治療することが大切です。
実際には、診断した時点ですぐに治療を始めます。